爪を切ってなかったことを外出先で思い出して甦った大学時代の記憶

精神が安定してることはあまりないけどより不安定な時は、フラッシュバックを引き起こす単語や事象に出くわすとフラッシュバックは起きやすくなる
フラッシュバックを引き起こす単語、事象というのは日常的に使う、出くわすものなので精神が安定していればフラッシュバックが起きることは少ない
その単語、事象がフラッシュバックを引き起こす可能性が高いことさえ忘れている
フラッシュバックを引き起こす単語、事象というのは、過去普通に生活している中での出来事なので避けることはできない
だから、繊細で非常に危ない
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先日、外出先で爪を切ってなかったことを思い出した
その前日くらいにもバイト先で爪を切らないと、と思ってたところだった
この出来事で大学時代のフラッシュバックが始まった
それは大学4年の時だ
大学4年の時の僕は精神的にも身体的にも限界でやるべきことができてなかった
日常生活にかなりの支障をきたすようになっていた
今振り返っても研究室にとって良い学生じゃなかった
研究を頑張りたいのに頑張れなかった
ちゃんとやらなきゃと思うのに身体は重くて動かない
いつも遅刻ギリギリだし
あの頃はアパートに帰ったら布団に倒れ込んでいた。服もそのまま、絶対研究で汚くなってるのに。
倒れこんだらそのまま起き上がれない
起きなきゃと何時間も思いながら起き上がれなくて結局寝てしまう
大学時代に寝る前に風呂に入れた日なんて珍しい
朝ギリギリに起きて雑にシャワーを浴びて、髪は半乾きのまま大学に行って、服もちゃんと選びたいのにジャージか変な組み合わせとかだった
そんな毎日だった
それなのにたまにすごくはしゃぐし。
だから、研究室から見て良い学生じゃなかった

その日は前日にシャワーを浴びれたかは覚えてないけど、珍しく朝早く起き上がれて、服も選べて、髪もセットできた
本当は毎日そうしたいのにそうできなくて、普段と違った姿で大学に行くのはちょっと落ち着かなく感じたくらいだ
研究室にいつもより早く着いた
まだ誰も研究室にいなかった
教授が来たので挨拶をした
この時、教授から研究のことで質問されて教授が嫌うような答え方をしてしまった
答えた瞬間にミスったと思った
それから教授に研究で使う測定機器の使い方を教えてもらった
いつもだったら院生に教えてもらうけどその日は直属の院生が講義でいなかった
何週間か前にその測定機器の別条件での使い方を教えてもらっていた。
だけど、僕は1回教えてもらってた部分が全然できなくて、教授をイラつかせてしまっていた
元々1回で覚えられるほど優秀じゃないというのもあるけど、当時の自分は本当に記憶力みたいなのが落ちてた
失敗しちゃいけないと思うと余計に焦ってしまう、何度もいろいろ間違えてついに教授に怒られた
1回教えたことができないこと、1回やったことだからできると思ったこと、朝の質問の答え方がいけないこと
その頃には周りに研究する他の学生たちも増えていた
最後に「それから爪はちゃんと切ってね、チャラチャラするためには必要なのかもしれないけど」と言われた
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その何日か前から大学にいる時に爪を切らないといけないことに気づいては家に帰ったら布団に倒れ込んで何もできないという毎日だった
だから爪も切れなかった
身だしなみをちゃんとしたいのにできてない、そんな自分が嫌だった
爪を切ってなかったのは精神的余裕がなかったからなのにちゃらつきたいから、身だしなみがちゃんとできた日でもいつもと違うとちゃらついてる
というように捉えられる
質問の答え方、測定機器の使い方がちゃんとできなかったのは自分が悪かったと思う
だけど、自分が毎日ちゃんとしたいと思ってるのにできてなかったことについて、その逆のことに捉えられて指摘されたのはすごく悲しかった
そんな大学時代の出来事でした
爪が伸びていることに気づいた時、精神的に安定していればこの出来事は思い出さない
だけど、不安定な時は思い出してしまう
このブログを書いたことで読み返した時にまたフラッシュバックが始まってしまうかもしれない
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