Kyash Cardはお得?→あまりお得じゃない!他にオススメのカードは?

2020年7月20日マネー

カード類

プリペイドカード「Kyash Card」についてお得か?オススメできるカードか?他にオススメのカードは?について私の体験談と合わせて書きたいと思います

結論から書くと、Kyash Cardをお得に使うまでにはある程度の金額を支払う必要があります
その金額を支払うまではお得とは言えません
そして、その他にもオススメできない点がいくつかあります

Kyash Cardとは?

Kyash Cardは株式会社Kyashが発行しているプリペイドカードです
株式会社Kyashは2015年に設立された新しい会社、サービスです
当初は送金アプリ、バーチャルプリペイドカードによる決済サービスだったそうです

2018年6月にリアルカードの発行を開始しました
これによって実店舗で利用できるようになりました
このリアルカードは発行手数料無料・還元率2%で高還元率というお得なカードでした
その後、2019年10月に還元率が1%に半減しました
そして、2020年2月にそれまでのリアルカードは現在のKyash Card Lite(還元率1%→0.5%、発行手数料 無料→300円)に名称等が変更、新しくKyash Card(発行手数料900円・還元率1%)の発行開始が発表されました

株式会社Kyashが発行しているプリペイドカードはこの2年足らずの間に還元率やカードの種類を数回にわたり変更しています
個人サイト・ブログ等によっては、現在発行しているKyash Card、Kyash Card Liteではなく以前発行されていたリアルカードの内容について紹介している場合があるため混同しないように気を付けてください

Kyash Cardとは?使用にかかる費用は?

発行手数料900円
年会費無料
還元率1%
月当たりの還元対象決済上限12万円
有効期限5年
有効期限後の更新(発行)手数料900円

Kyash Cardを使用するには900円の発行手数料がかかります。
また、1か月の還元対象決済上限は12万円までです。それ以上の決済についてはポイント付与の対象外となるため注意が必要です
そして、カードの有効期限は5年、有効期限後にカードを更新(発行)するには再度発行手数料の900円が必要となります

ポイント還元率は1%です
100円の利用でKyashポイントが1ポイント付与されます
Kyashポイントは1ポイント=1円としてKyash残高にチャージできます
1回の決済ごとにポイントが付与され、端数はその都度切り捨てになります

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クレジットカードからのチャージでポイント二重取り

Kyash残高にチャージする方法は、Visa,Mastercardブランドのクレジットカード・デビットカードクレジットカード、コンビニ(ローソン・ファミリーマート・ミニストップ・セイコーマート)、セブン銀行ATM、銀行ATM(ペイジー)の4つがあります。
この中で1番オススメのチャージ方法はクレジットカードからのチャージです
理由はポイントの二重取りができるからです

例えば、還元率が1%のクレジットカードでチャージしてKyash Cardでお買い物をした場合、
クレジットカード(1%)+Kyash Card(1%)=2%
というようにポイントを二重取りできます

ただし、クレジットカードによってはKyash Cardなどのプリペイドカードへのチャージはポイント付与の対象外としている場合があるので注意してください。(例:Visa LINE Payクレジットカード etc.)

私は楽天カードからチャージしていました。
楽天カードからKyash Cardへのチャージはポイント付与の対象で、楽天スーパーポイントが付与されていました

正直なところ、ポイント二重取りをしないなら発行手数料がかかるKyash Cardをわざわざ使う必要はないです
二重取りしないなら、発行手数料・年会費無料で還元率1%以上のクレジットカードやデビットカードがあるのでそちらを使えばいいからです
デビットカードなら楽天銀行デビットカードに発行手数料・年会費無料、還元率1%のカードがあるのでオススメです
デビッドカード・楽天銀行デビットカードについて詳しくはこちら
デビットカードとは?【クレカとの違いは?現金払いよりお得?】
楽天銀行デビットカードはデビカの中でも特にオススメ。メリットは?

キャッシュカードがお得になるのはいくらから?

Kyash Cardは還元率1%で高還元率ですが、発行手数料に900円かかります
Kyash Cardがお得になるのはいくらからでしょうか?

単に現金払いの場合と比較するなら、9万円決済したらそれ以降はKyash Cardの方がお得になります

さらに、他社の発行手数料無料・還元率0.5%のプリペイドカードがあることを考慮すると、それらと比べた場合、18万円決済したらそれ以降はKyash Cardの方がお得になります

実際は端数が切り捨てられるため、これより大きい金額を決済することになると思います
そして、Kyash Cardの有効期限は5年です

それから、Kyashは公共料金の支払い、交通機関への支払いなど一部支払い先はポイント付与の対象外です
そのほかのポイント付与対象外取引についてはこちら

Kyash Cardがお得になるためのハードルが高いかどうかは、人によると思います

人によって出費する金額は違います
それから、よく買い物をする店舗も違います
基本的によく買い物する店舗で1番ポイントが還元される決済方法を選ぶのが良いです

クレジットカード、電子マネー、スマホ決済などのキャッシュレス決済、その店舗のポイントカードプログラムなどを考慮した時に1番お得な支払い方法は何か?
Kyashを支払い方法に選ぶ優先順位はどうなのか?ということになります

通常の還元率の他に、ポイントアップ店舗キャンペーンを定期的に行っている決済サービスもあります
例:dカード プリペイド 通常還元率0.5%・ローソンの買い物還元率3%
au PAY プリペイドカード 通常還元率0.5%・セブンイレブンの買い物還元率1%
etc.

Kyash Cardはポイントアップ店舗も特にないし、既存ユーザー向けのカード使用キャンペーンは今年に入ってからは1度もしてません(2020年7月時点)
以前は今よりキャンペーンしてたんですけどね。発行キャンペーンはたまにやってるみたいですが。

ここまで説明したように人によってお得な決済方法は異なると思います
自分が1番利用する店舗はどこか?そこで1番ポイントが貯まりやすい支払い方法は何になるのか?
を考えたときKyash Cardの優先順位が低いほど18万円のハードルは高くなります

そして、プリペイドカード全般に言えることですが、還元率は変わる可能性があります
Kyashが発行するプリペイドカードの還元率変更が今後あるのかどうかは分かりません
ただ、Kyashのプリペイドカードはこれまで短期間での変更が数回ありました

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他にオススメのカードは?オススメカード2選

ここまでKyash Cardがお得か?について紹介してきました
Kyash Cardをお得に使うまでにはある程度の金額を支払う必要があると言えます
それから、ポイント二重取りをしないなら発行手数料・年会費無料で還元率1%以上のクレジットカードやデビットカードを使えばいいことにも触れました
Kyash Cardよりオススメのカードは?と調べる中でオススメだと思ったカードを2つ紹介したいと思います

Visa LINE Payクレジットカード

Visa LINE PayクレジットカードはLINE Pay株式会社が発行するクレジットカードです
Visa LINE Payクレジットカードは2021年4月30日(予定)までポイント還元率が3%で高還元率です
それ以降の還元率は1%となります

現時点でKyash Cardをクレジットカードと二重取りして使うよりもお得です
「じゃあ、Visa LINE PayクレジットカードからKyash Cardにチャージして二重取り、還元率を4%にすればいいじゃん!」
と、思うかもしれませんがVisa LINE PayクレジットカードのKyash残高へのチャージはポイント付与の対象外です(参考リンク)

Kyash CardVisa LINE Payクレジットカード
国際ブランドVisaVisa
年齢制限なし満18歳以上(高校生除く)
発行手数料900円
年会費無料実質無料
(初年度無料、
2年目以降も年1回以上の利用で無料)
ポイント還元率1%3%(~2021/4/30)
1%(2021/5/1~)
Google Pay/
Apple Pay
対応
(QUICPay)
対応
(iD)
3Dセキュア未対応対応

Visa LINE Payクレジットカードはクレジットカードなので発行には年齢制限があります
ですが、表にもまとめたようにVisa LINE Payクレジットカードの方が現時点で還元率、機能面において優れてると言えます
それから、Kyash Cardのようなプリペイドカードよりもクレジットカードの方が補償・サポート体制が手厚いです
Visa LINE Payクレジットカードの詳細・発行はこちら

Visa LINE Payクレジットカードについて詳しくはこちら
Visa LINE Payクレジットカードとは?【2021年4月まで還元率3%】

ANA JCBプリペイドカード

プリペイドカードの中でオススメなのはANA JCBプリペイドカードです
ANA JCBプリペイドカードは還元率が0.5%でプリペイドカードの中だと高還元率です
年会費無料で初回チャージ時にかかる手数料(利用開始手数料)が現在無料キャンペーン中(2021/3/31(水)まで)です
チャージ手数料を無料にする条件も易しいため、無料で利用開始・使用することができます
それから、ANA JCBプリペイドカードもクレジットカードからのチャージで二重取りができます

Kyash CardANA JCBプリペイドカード
国際ブランドVisaJCB
年齢制限なし15歳以上(中学生除く)
発行手数料900円
利用開始手数料無料キャンペーン中(2021/3/31(水)まで)
年会費無料無料
還元率1%0.5%+チャージボーナス
ICチップ搭載非搭載
Google Pay対応
(QUICPay)
対応
(QUICPay+)
Apple Pay対応
(QUICPay)
不対応
3Dセキュア未対応対応

ANA JCBプリペイドカードは発行に年齢制限がありますが、年齢を満たせば審査なしで誰でも発行することができます
還元率はKyash Cardの半分ですが、現時点で無料で利用開始・使用できることを考慮すると18万円の決済まではANA JCBプリペイドカードの方がお得です

それから、Kyash Cardは1回の決済ごとにポイントが付与され端数はその都度切り捨てらます
それに対してANA JCBプリペイドカードは、定められた期間の合計額に応じて付与されるため、端数の切り捨てが最小限で済みます

さらに、ANA JCBプリペイドカードは不正利用の損害を60日前までさかのぼって補償してくれるのもメリットです

現時点では、JCBプリペイドカードはApple Payに追加・利用ができないため、この点はKyash Cardの方が優れています
それから、Kyash CardはICチップを搭載しています。この点もKyash Cardの方が優れてると言えます

ANA JCBプリペイドカードの詳細・発行はこちら

ANA JCBプリペイドカードについて詳しくはこちら
ANA JCBプリペイドカードとは?お得でプリカの中で1番のオススメ

そのほかにKyash Cardがおすすめできない理由

ここまで還元率をメインにKyash Cardはお得か?ということについてまとめてきました
そのほかにKyash Cardがおすすめできない理由がいくつかあるので紹介します

3Dセキュア未対応

3Dセキュアとは、インターネット上でカード決済をより安全に行うための本人認証サービスです
カードの不正利用を未然に防止するサービスです

現在、サイト・アプリによっては3Dセキュアに対応していないカードは使用できなかったり、利用上限額が低かったりと使い勝手が悪くなっている傾向にあります

不正利用が補償されるかは不明

一般的にプリペイドカードはクレジットカードに比べると補償が薄いです
Kyashは不正利用がないかモニタリングを行っているそうです。
ただし、不正利用された場合については『すぐにKyashサポートまでご連絡ください。内容を調査し、適宜対応いたします』とは書かれていますが、補償されるとは明言されていません
どのような対応をされるかは私には分かりません

問い合わせがメールのみ、返信が遅い

Kyashは問い合わせをメールしか受け付けていません
電話窓口はありません
そして、問い合わせに対する返信に時間がかかります
緊急性を要する場合には不安だと思います

2020年6月に問い合わせた際、問い合わせを送信したと同時に送られてくる自動返信メールに「1週間以上かかる」と書いてありました
現在、どのような状況になっているかは分かりませんが。

SNS上に不正利用の報告が多い?

Twitterで不正利用された、不正利用されかけた(決済失敗通知)という投稿、スクショの投稿がKyashは他のサービスに比べて多く目にする気がします

私は不正利用された・されかけたという経験はありませんでした

Kyash Cardの不正利用の防止・被害を最小限で済ませるために、自分でカードの設定をカスタマイズしておいた方がいいと思います

Kyash Cardを使わない時は、次の設定をすることで不正利用防止に繋がると思います
・カードロックをする
・クレジットカードの自動チャージのリンクを解除する
・オンライン決済可能、海外実店舗決済可能の設定をOFFにする
・自動引落にはKyash Cardは使わない(カードロックを解除しておく必要があるため)

また、不正利用の被害を最小限に抑えるために次のことをオススメします
・Kyash残高のチャージ額を多すぎないようにする(クレジットカード自動チャージ以外のチャージ方法時)
・1回あたり、ひと月当たりの決済限度額を設定する

企業側のミスが多い

特定のものを悪く言うのは心苦しいところがありますが、正直なところKyashという企業はミスが多いように思います
最近だと、Kyash Cardの発行申込を2020年2月に受付開始して発送が4月に遅れたことがありました(ユーザーは発行手数料を支払ってる状態)
そのほかに、一部のユーザーに二重でポイント付与したということもあったそうです。ポイントはその後回収されたそうです。(Twitter、掲示板等に複数投稿あり)
日付を書き間違える(数時間後、訂正文なしに修正)、速やかにアナウンスすべきだと考えられることを数時間経ってからアナウンス、などがありました
ちょっと、サービスの利用に不安を感じるミスが正直言って多いです

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【体験談】Kyashに問い合わせをしたら誤回答をされて真逆の結果になった

この記事を書こうと思ったのはKyashに問い合わせをしたら、誤回答をされて当初の回答と真逆の結果になったからです
この記事を書くにあたり、最初はどのようなトラブル、メールのやり取りだったのか経緯を詳細に書こうかと思ったけど、視点を変えて「Kyash Cardはお得か?」について書きました

まあ、少しだけ書くと、
あることでKyashに「ここにこう書いてあるから、このような認識でいいか?□ポイント付与されるという認識でいいか?」と問い合わせをしました。
そしたら回答で「そういう解釈ではなくこういうことです。確認したところお客様には□ポイント付与されます」と返されました
そういう解釈ならサイトの書き方やアナウンスが遅いことに問題はあるけど、ポイントが付与されるなら、まあいいかと思いました
しかし、ポイントを付与すると言っていた期日を過ぎても、ポイントが付与されない
再度問い合わせをしました
すると、「当初の回答が間違いでした」と返答されました。ポイントは付与されないことが書いてありました。
問い合わせの回答が変わるということに納得ができなかったので、問い合わせの回答に間違いが起きた理由を説明して欲しいと送りました
それに対する返信は「確認時の人為ミスでした」でした
一体どうやったらそんなミスをするんだという感じです。ミスは簡単に防止できたと思うんですけどね。
この件で私は1000円程度の不利益を被りました。
まあ、1000円程度の不利益も悲しかったですが、それよりも問い合わせに誤回答されたこと、真逆の結果になったことに驚きましたし呆れました

うーん、なんというか企業に問い合わせをして誤った回答をされるというのが初めての経験でした
問い合わせに誤った回答をするなんて企業として大丈夫なのか?って感じです
メールのやり取りをする中で、問い合わせの回答に責任を持たない無責任で不誠実な会社だなと思いました。このミスを軽視しているような文章というか。
企業として問い合わせの回答に間違いがあるって結構な問題だと思うんですけどね
あと、こちらのメールちゃんと読んで回答してるのかな?って感じでした。
問い合わせに対して返答が噛み合ってなかった。
それから、結構都合の悪い部分にはスルーした返答をしてくるんですよね
なんか、あえてなのかは分からないけど論点をずらした返答をしてくるというか。
そういう返答のされ方が多くて結構不快に感じました
この企業ってユーザーのことを大切にしてない会社、信頼できない会社だなと感じてしまいました

SNS等でKyashの悪い評判を複数目にすることもあったし、問い合わせの対応で不信感が募ったこともあってこの企業のサービスはもう使わないことにしました
一応、まだ退会はしてないけど使用はしてません
もともと、Kyashポイントはその都度Kyash残高にチャージして使ってたし、クレカの自動チャージを使ってました
最後に、ポイントをチャージしたとき100ポイント未満だったので、ポイントが還元されない額の100円未満の買い物をしました
アプリに登録してたクレカの登録も削除しました
だからアプリ内はKyash残高もKyashポイントも0の状態です

おわりに

今回はKyash Cardはお得か?についてまとめました
還元率だけに注目すると高還元率かもしれませんが、5年の期限つきで900円の発行手数料を払う価値があるか?と言われると無いのでは?他のカード、決済方法と比較してそこまでお得だと言えないのでは?と思います
既存ユーザー向けのカード使用キャンペーンみたいなのは今年に入ってから1回もしてませんしね。以前は今よりやってたんですけどね。
まあ、Kyashが発行するプリペイドカードがお得だったのは、以前の話です
現時点ではVisa LINE Payクレジットカード、ANA JCBプリペイドカードの方がオススメです
個人的にはKyash Cardはオススメできません
まあ、クレカでオートチャージできる点、国際ブランドがVISAな点は気に入ってたんですけどね