いろいろあった高校の同級生から突然年賀状が送られてきた話

2019年6月3日日記,回想

ポスト

「○○さんから年賀状が届いている」
数か月前にそんな連絡が実家から来た。

それは高校の同級生だった

年賀状を見るまで、年賀状にはなんと書かれているんだろう、家族に見られても大丈夫な内容だろうかと不安だった。
書かれていた内容は他の人に見られて困るような内容ではなかった
「仕事でしばらく地元にいます。良かったら声をかけてください。」というような内容だった。

大学を卒業したら、ひきこもりになる。
高校の同級生にそう教えたのは、確か彼を含めて2人だけだったと思う。

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僕が通っていた高校ではクラス替えが無かった。
成績で数人変わることはあったけど、ほとんどが3年間同じメンバーだった。

その同級生とは1年生の時は仲が良かった。
だけど、2年生になったくらいから僕を無視したり、避けたりするようになった。
それは物凄くあからさまだった。
彼を含めた数人で話している輪の中に僕1人で入ったり、僕を含めた数人で入ったりすると、話が途中だろうとなんだろうと彼はすぐに輪を外れてどこかに行く。
他の人達は、あいつ急にどうしたんだ?という感じだった。
だからか僕は彼の顔をよく覚えていない。彼の顔を思い出そうとすると、輪を離れていく彼の後ろ姿が思い浮かぶ。

人に嫌われること避けられることは、それまでもよくあることだった。
小中学校時代もそうだった。なんなら高校時代の最後の方に仲良くなった人ともそうなった。
仲良くなるにつれて最初は大丈夫なんだけど、距離が近くなって素を出すと、
うざがられたり、面倒くさがられたりして、嫌われたり、避けられたりしていく。
僕の性格が悪いのだと思う。それ以外にも僕側に問題があるのだと思う。

携帯電話

そんなことが続いて半年くらいした頃、さすがに周りにも迷惑がかかっているように感じたからメールをした。
「僕のことを嫌うこと、無視すること、避けることはかまわないが、周りに迷惑がかかっているから、もう少し考えて欲しい」みたいな内容だったと思う。
彼からの返信は「お前を避けるようになったのは2年になってからだったな。あの頃はお前のことがうざくて仕方がなかった。でも、他の奴らにも迷惑かけてるのは気付かなかった。もう少し考えて行動するようにするよ。」みたいな内容だった。
まあ、この返信には多少傷ついたけど、もう仲良くなれないかもしれないことがショックとかいうのはあまりなかった。
なんと返信したか、はっきりとは覚えてないけど、「無理に仲良くしてくれる必要はないので、周りに迷惑かからない程度によろしく」のような、喧嘩腰とも捉えられるような返信だった気もする。

そのまま卒業までほとんど態度は変わらず、必要最低限以外は会話することなく、高校を卒業した。
よく話すクラスメートが結構重なってたので多少不便はあったけど、時間が経つと慣れた。僕も、多分周りも。

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大学の時に高校のクラスのグループLINEができた。
そのグループLINEに入ってしばらくしてから、彼からLINEが来た。
「今更だけど長い間酷いことをしてごめん」というような内容だった。
僕は「別にいいよー」みたいなことを返したと思う。
本当に別に良かった
もう毎日会うような間柄ではないし、周りに迷惑がかかるわけでもない、僕は彼のことを嫌っているわけではなかったし。

ただ、フラッシュバックは今でもたまにある

その時の情報伝達手段の流行りがLINEだったとはいえ、僕はメールアドレスも電話番号も変わっていない。
だから、彼は僕の連絡先を消していたのだと思う。
だから、今回も年賀状で連絡してきたのだと思う。

それからたまに、彼から連絡が来るようになった。
元気にしてるか、大学は楽しいか、何か悩んでいないか、というような心配されているような連絡が多かった。
僕の返信はいつも、特にとか、あまり変わらない、みたいな素っ気ない感じだったと思う。

大学3年生の、本来なら就活の準備を始めなければいけない時期にも会っている。
その時に聞かれたので、大学院に行くつもりも就職するつもりもないことを話した。

大学を卒業してひきこもりになってから、彼が新社会人になった当初にも連絡をくれていた。
ひきこもりになったばかりの頃、半年以上連絡が無かったらもう生きていないと思ってくれていいとLINEを送った。

ひきこもりになって初めての夏にスマホが壊れた。
引き継ぎの設定をしていなかったため、LINEのデータは連絡先も含めて全て消えた。
だから彼とはお互い連絡がとれなくなった

彼が僕に連絡をくれるようになったのは罪悪感とか憐れみからなのだろうか
だけど、別に僕がひきこもりになったのは彼の行動に傷ついたからではない
もしかしたら積み重なりの1つではあるのかもしれないけど些細なほどだ

ただ、彼からの年賀状を見ながらどうしようかとしばらくの間考えていた。
結局僕はその後、彼に対して何もアクションを起こさなかった。
生きているかも怪しい僕に年賀状を出すのは勇気がいったのだろうか
僕が葉書や手紙を返せば、彼は安心したのだろうか
だけど、今の僕に誰かを安心させる余裕などない
そして、あの頃関わって今連絡をとっていない人達に僕のことを覚えていて欲しいとも思わない。
そういう人達の記憶から消えてしまいたいと思う

年賀状をくれたのに返事を何もしなかったこと自体には、失礼だし申し訳ないと思う
ただ、微妙な距離感の人の気持ちを優先できるほど僕はまだ元気ではない

時間が経ったり、環境が変わったりすれば考え方も違ってくると思う
そうなったら、その時また考えたいと思う

年賀状,高校,同級生

Posted by なす