豊島将之二冠誕生 自ら8人タイトルホルダー時代の幕を閉じる

2018年11月20日趣味

将棋

もう結構前になりますが、豊島将之棋聖が王位を奪取し、二冠となったのでブログ記事を書こうと思います。

 

第59期王位戦七番勝負は、菅井竜也王位にとっては初めての防衛戦。
また、第1局と第2局の間に豊島八段が棋聖を奪取したことにより、複数冠が存在しない8人タイトルホルダー時代となりました。
複数冠が存在しないのは31年ぶりのこと(当時は7大タイトル、2017年に叡王戦がタイトル戦に加わった)。
そのため、8人タイトルホルダー時代が続くのか、複数冠が誕生するのかという点も注目されていました。

そして、初めての平成生まれ同士のタイトル戦でした。
ちなみに、豊島先生は平成生まれ初のプロ棋士、菅井先生は平成生まれ初のタイトルホルダーという歴史あり。

対局者データベース

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第1局は菅井王位が勝利、第2局は豊島棋聖が勝利、第3局は菅井王位が勝利、第4局は豊島棋聖が勝利、第5局は菅井王位が勝利、第6局は豊島棋聖が勝利。
第6局まで菅井王位がリードして豊島棋聖が追いつく展開が続いた。
そして2018年9月26日、27日に最終局第7局が行われ豊島棋聖が勝利し、王位を獲得しました。

豊島先生は棋聖に続き、王位を獲得したことで二冠となりました。現在、唯一の複数冠保持者です。
8人タイトルホルダー時代はおよそ2か月。
奇しくも8人タイトルホルダー時代の幕を開けた棋士がその幕を閉じることとなった。
感想戦終了後、豊島先生は「タイトル1つ取るのに苦労したので、2冠はまだ信じられません」と話していたそうです。(毎日新聞・将棋 Twitterより)
ちなみに最終局の対局場、都市センターホテルは豊島先生が棋聖を獲得した時も使用されていた。

今月発売された将棋世界には豊島二冠の特集で今回の王位戦だけでなく、これまでのタイトル戦を振り返るなどしています。
そしてこれからの目標についても語っています。

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タイトル戦をはじめとするプロ棋戦の情報、将棋界の話題や特集記事、アマ棋界の情報なども掲載。
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将棋の勉強にもなりますし、棋士のエピソードや考え方についてなども知ることができるので面白いです。

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〈感想〉

ペンとノート

豊島先生が棋聖に続き王位を獲得しました。
約2か月前ですね。もう少し、早くブログ記事にしたかったんですが…。
棋聖を獲得した時にいずれ複数冠になって欲しいと書きましたが、本当にそうなりました。
2018年7月17日 豊島将之八段初タイトル獲得 豊島将之棋聖の誕生

今年3月の王将戦挑戦、A級順位戦プレーオフなどを含めて過密な対局日程でしたね。
だけど、プレーオフは敗れ名人戦挑戦権獲得はならず、王将戦も敗れタイトル獲得はならなかった。
あの頃、豊島先生本人はどうだったか分かりませんが応援している側からすると心配でした。
今では、3月の過密スケジュールも糧になっているようです。
来年は棋聖戦、王位戦の防衛戦が続くので、忙しいと思いますが頑張って欲しいですね。

そして現在、進行中の棋戦で豊島二冠がタイトル戦挑戦の可能性が残っているのが王将戦と順位戦(名人戦)です。
王将戦は明日21日(水)に佐藤天彦名人と対局があります。
王将戦もなかなか混戦ですね。この対局の結果次第では、さらにそうなりそうです。
順位戦は今のところ全勝しています。

菅井先生は残念ながら失冠してしまいましたが、また頑張って欲しいです。
最近、心配になる対局内容が多いですが早めに復調して欲しいです…。

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